アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で、2018年8月14日(火)に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃん(メス)が、11日齢を迎えました。 過去アドベンチャーワールドで最も小さく生まれた赤ちゃんは、スタッフによるサポートが続いています。 赤ちゃんは寝返りだけでなく、手足を大きく動かすなど様々な動きができるようになってきました。 【8月25日(土)本日の赤ちゃん情報 11日齢 】 ■体 重 134.8g 昨日から19.2g増加しました。(昨日115.6g) ・1度に飲むことができる量が増え、次の授乳までの時間が空くことで授乳回数が減ってきました。 【出生時の情報】 ■誕生日時:2018年8月14日(火) 午後10時32分 ■性 別:メス ■体 重:75.0g ■全 長:15.5cm 公開日につきましては、親子の様子を見ながら決定し、ご案内いたします。 【繁殖実績】 これまでに15頭の繁殖に成功。今回16頭目となる赤ちゃん誕生。 2000年9月6日にアドベンチャーワールドで初めてとなる赤ちゃん「良浜(らうひん)」 が誕生しました。以降、今回の赤ちゃんを含め合計16頭の繁殖に成功しました。アドベンチャーワールドで生まれ育った11頭が中国へと旅立ち、そのうち4頭が繁殖しこれまでに12頭の子供たちが育っています。(2017年11月現在) 【繁殖研究】 世界で初めてブリーディングローン制度でジャイアントパンダの繁殖研究を開始 現在、野生のジャイアントパンダは、約1,800頭といわれ、その保護と個体数を増加させるため飼育下での繁殖研究が重要とされています。アドベンチャーワールドでは、1994年より、中国成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の日本支部として、世界で初めてブリーディン グローン制度でジャイアントパンダ自然繁殖のための日中共同研究をスタート。2000年、「梅梅(めいめい)」を迎えて、ジャイアントパンダをはじめ、関わるすべての人々のしあわせを願う「しあわせ計画」を始動しました。