トラストバンク、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで5億円の資金調達を達成 犬の殺処分をゼロにする広島県神石高原町のプロジェクト


自治体契約数等で日本最大のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusato-tax.jp/)を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日、ふるさと納税の制度を活用した、使途を明確にして資金調達をする「ガバメントクラウドファンディング」において、広島県神石高原町(所在地:広島県神石郡神石高原町、町長:入江嘉則、以下「神石高原町」)が立ち上げた、日本全国の犬の殺処分をゼロにすることを目標に掲げたプロジェクトが5億円の資金調達を達成したことをお知らせします。

神石高原町は、神石高原町内に拠点を置く認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンの「犬の殺処分ゼロ」を目指す活動「ピースワンコ・ジャパン 」プロジェクトに賛同し、本プロジェクトを開始しました。本プロジェクトで集めた寄附金は、新犬舎建設や既存犬舎・譲渡センターの改修費、犬の医療費など犬の保護に関わる様々な用途に使われています。

「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトでは、犬や猫の殺処分数全国ワースト1位(2011年度、計8340頭)を記録した広島県内の殺処分をゼロにする取り組みを始め、2016年4月には広島県内のすべての殺処分対象の犬を引き取り、「殺処分ゼロ」を実現しました。また現在、広島県での実績を日本全国に広げる活動を積極的に展開しています。

「ピースワンコ・ジャパン」がふるさと納税を活用して資金調達をするのは、本プロジェクトで5回目になります。これまで集めた寄附金は、犬の保護施設の建設費や健康管理のための医療費、東京都内や広島県福山市の譲渡センターの開設費などに活用されています。また、ドッグトレーナーによるトレーニングの費用にも使われており、殺処分を防ぐだけでなく、犬の保護から新しい飼い主への譲渡までを支援できるように有効活用されています。

一方、「ピースワンコ・ジャパン」が運営する施設には、現在約1700頭の犬が保護されており、昨年から3倍近くに増えています。今後日本は、2020年に開催される東京オリンピックに伴い、世界各国からの注目度が高まることが想定されていますが、動物保護先進国の欧米諸国と比べて歴史の浅い日本において、「殺処分ゼロ」の実現は、国際社会をリードする上でも重要なチャンレンジと位置付けられています。

本プロジェクトは、「ふるさとチョイス」のサイト上で寄附金を集め、目標金額は10億円に設定されています。期間は2016年10月5日~2017年12月31日(453日間)です(注)。

トラストバンクは今後も、自治体が抱える課題や取り組みを積極的に支援することで持続可能な社会の実現を目指すとともに、社会課題の解決にも積極的に取り組んでまいります。

□■ 新事業の概要 ■□
◆プロジェクト名: 広島から全国へ!殺処分0にご支援を
◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
◆募集額: 10億円
◆期間:2016年10月5日~2017年12月31日(453日間)
◆使い道: 新犬舎建設や既存犬舎・譲渡センターの改修費や犬の医療費など
◆プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/112
(注)募集期間は、延長の場合がございます。

【株式会社トラストバンクについて】
2012年4月設立。地域に「ヒト」「モノ」「おカネ」「情報」を循環させることにより、持続可能な社会の実現のため、主に自治体支援サービスを提供。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは、約1億4,300万の月間PV数(2016年12月)、174万を超える会員数(2017年10月)、契約自治体数1,270自治体超(2017年10月)、お礼の品登録数14万5,000点超(2017年10月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年4月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング」をスタート。ふるさと納税市場におけるリーディングカンパニーとして、寄附金の「使い道」を明確にする啓蒙活動を積極的に展開。また災害等有事における被災地の支援の専用サイト「災害支援」を2017年4月に開設。自治体職員を対象にした
セミナーなどを全国で多数実施。2016年7月、都心にいながら「ふるさと」を身近に感じられる場所として「ふるさとチョイス Cafe」(有楽町)をオープン。