「ペットにやさしい住まい」について 愛犬家・愛猫家からの問い合わせ急増中


ペットにやさしい住まいとして「ペットが気持ち良くなる部屋リフォームパック」を提唱する株式会社プラザ(愛知県一宮市、代表取締役:副島勝)に、愛犬家・愛猫家の方からのお問い合せが急増中です。

【ペットにとって建材由来の化学物質は】
 ホルムアルデヒドなどシックハウス症候群の原因となる建材由来の揮発性有機化学物質(VOC)は、その1部については建築基準法や建材業界の自主基準等が定められ、現在使用されている建材からの放出濃度は人体に影響ないとされています。
 しかし、その他の化学物質については現在も規制がなく、また化学物質の濃度は室内の低い位置では高濃度となるデータも示されていることから、人より小さく化学物質に対して感受性の高いペットにとっては健康を害する原因となる恐れがあります。

【ペットのヒヤリ・ハットの発生場所は】
 また、ペットとの暮らしで起きたヒヤリ・ハットの発生場所や状況に関するアンケート調査(アニコム損害保険)では、リビングにおいて犬の骨折や脱臼等が多数発生し、これらが最も注意すべきケガ・事故であることが示されています。

【ペットにとって安心な建材とは】
 このような状況を改善するためには、使用する建材の選択が非常に重要となります。プラザでは次のような建材を選択することで、ペットにとって安全な住環境への改善を提案しています。

● 壁内断熱材:サーモウール
 壁内断熱材として用いるサーモウールは、自然素材の羊毛により高い断熱性能と、優れた調湿性能、VOC吸着性が備わっています。接着剤は使用せず、厳選した羊毛のみを国産の独自技術で編込んであります。また自然素材の羊毛のみを使用しているので、「ふわふわ」感があり、手で触れてもチクチクしません。

● 床素材:桧無垢材
 床材は桧の無垢材を使用します。桧の無垢材は接着剤を使用していないので、天然ヒノキチオールの独特のすがすがしい香りがします。オイルで表面処理することで汚れを防ぐことが出来ます。また、表面加工を施す事でつるつると滑らないので、室内を走るワンちゃんが足を滑らせて股関節を痛めるという事故も防ぐことが出来ます。

● 壁仕上げ材および天井:ドイツ漆喰またはスイス漆喰
 壁仕上材にはドイツ漆喰を用います。サーモウール同様、VOC吸着の性能を持っています。アルカリ度の高いスイス漆喰は抗菌作用もあります。

 天井はドイツ漆喰で施工します。ローラーで、壁と同様に塗って行きます。
このサーモウールとドイツ漆喰のダブル施工で、家具などから発散される化学物質も強力に吸着し、室内環境を改善します。

塗りあがった室内は「凛」とした空間になっていて、自然と深呼吸がしたくなります。

【今後の取り組み】
 3月に引き続き4月に「ペットにやさしい住まいの環境を考える勉強会」の第2回目を開催し、望ましいペットの住環境についてお伝えしました。今回も飼い主の方の住まいに対する意識を伺うことが出来、今後この問題に取り組んでいく上で大変参考になりました。勉強会は次回、5月12日にも開催予定です。

【副島勝 プロフィール】
 京都市出身。 (株)プラザ設立後14年、一宮市を中心に年間200件のリフォームを手掛ける。
 人の伴侶動物であるペットを「人間と共存する事を望んでいる」「人間と暮らす事を受け入れている」存在として理解し「彼らにも心地よい生活をする権利がある」と考え、ペットの健康面を配慮したリフォームの提唱を開始した。

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【会社概要】
会社名     : 株式会社 プラザ
代表取締役社長 : 副島 勝(そえじま まさる)
住所       : 〒491-0833 愛知県一宮市平島3丁目2-15
電話 	  : 0586-75-7477
URL     : http://www.plaza-aichi.com/

担当   :副島 勝
電話   :0586-75-7477
FAX	   :0586-75-7483
メール    : m.soejima@plaza-aichi.com