動物支援を行う認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンと岡山県獣医師会らが協力し、倉敷市真備町まび総合公園で、被災者のためにペット一時預かりトレーラーハウスによるデイケアを開始!


NPO法人ピースウィンズ・ジャパンが被災地でペット支援

大きな被害をもたらした西日本豪雨災害で支援を続けているピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、岡山県獣医師会らと協力しペット一時預かりトレーラーハウスを設置し無料のデイケアサービスを開始

このたび、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=広島県神石高原町、代表理事=大西健丞)は今月初旬に甚大な被害をもたらした西日本豪雨で被災したペットオーナーのために岡山県獣医師会および関係団体と協力し、ペットのためのデイケアを倉敷市真備町にある「まび総合公園」で開始いたします。

2011年に発生した東日本大震災や2016年の熊本地震の際には、多くの避難所がペットの同伴を拒否したため、多くの犬や猫などのペットが置き去りにされました。

そのような背景もあり内閣府はこれまでの震災の経験から、ペットを飼育するための居場所の確保やゲージ等を用意するなど、具体的な内容を検討するように避難所運営ガイドラインに入れましたが、今回の西日本豪雨で被災した地域にある避難所の多くはペットの同伴を禁止または受け入れの体制が整っていないのが現状です。

また、避難所に入れたとしても避難者の多くが日中、被災した家の片付けや仕事に行くためにペットを預ける必要があるため、気軽に安心して預けられるデイケアを実施して欲しいという現地の要望により実施することになりました。

今回の取り組みは岡山県の獣医師会からの依頼でピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と関係団体の協力により実現しました。

PWJでは、一般社団法人Do one goodのご協力により、8m×2.5mの広さのトレーラーを準備し、日中ペットを動物専門のスタッフが常駐、お預かりします。週末には、獣医師の診療も行う予定です。