冬の犬の足は危険がいっぱい!雪国犬の約4割が足トラブルを経験獣医師が教える “「冬の趾間炎」になりやすいコチェック”を発表。飼い主の新常識、犬の靴・靴下で冬場のお散歩対策を!


―北海道の飼育者アンケートによる愛犬の足トラブル事情が判明―
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株式会社ディライトクリエイション(本社:東京都港区、代表取締役:廣末秀一)が展開する、犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog(ドックドッグ)」(https://www.docdog.jp/)は、人と犬の幸福な未来を目指し、獣医学研究者などの犬の専門家と共に、生活の質を上げる商品や情報を発信しています。このたび、冬場における犬の足のトラブルに関し、専属獣医師による危険度チェック項目を作成し、冬の趾間炎(※)対策法をご紹介。また、北海道の犬の飼育者400名を対象にアンケート調査を実施し、雪国における足のトラブル・リスクに関する調査結果を発表します。
※docdogでは、冬場特有の要因が原因・リスク因子となる趾間炎(足の指と指の間の炎症)を「冬の趾間炎」と呼んでいます。


目 次

■docdog専属獣医師が教える!“「冬の趾間炎」なりやすいコチェック”
あなたの愛犬はあてはまる??冬の趾間炎になりやすい10のチェック項目
緊急チェック!冬の趾間炎の可能性がある特徴的な症状・・・当てはまる場合は獣医師にご相談を

■冬場の散歩道には危険がいっぱい!冬の趾間炎の4大要因とは
~物理的な要因(尖った氷片や雪玉など)、化学的な要因(融雪剤)、冬の寒さ、乾燥

■雪国・北海道の愛犬飼育事情について400名一斉アンケート調査を実施
~犬の靴・靴下の認知度92.8%!しかしながら着用経験は28.6%、現在着用犬は10.8%と低い結果に

■冬の趾間炎の対策法・・・犬の靴・靴下を使用することで予防できる!

■雪国犬よりも弱い都会犬!? もうヒトゴトではない!大都会・東京でも起こりえるトラブル

■docdog商品紹介&ご取材可能店舗~犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog」について

監修・コメント/docdog専属獣医師 小林辰也先生



docdog専属獣医師が教える!“「冬の趾間炎」になりやすいコチェック”

冬場の愛犬との暮らしの中で、以下10項目に当てはまる場合は、寒さに弱いコであるため、冬の趾間炎になりやすい可能性があるので注意が必要です。

1.年齢が1歳までの幼犬、10歳までの小型犬シニア期、7歳までの大型犬シニア期のいずれかである
2.体重10kg未満の小型犬種である
3.シングルコート犬種(プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、パピヨン、ボクサー、グレイハウンド等)である
4.冬場の散歩時に震えていることがある
5.冬場、毛布やタオルケットに潜り込む
6.冬場、散歩に行きたがらないことが多い
7.冬場、部屋の中で体を小さく縮こませていたりすることがある
8.冬場は、普段より人に身体を密着してくることが増える
9.冬場、水を飲む量が減る
10.冬場、尿や排便の不調がいつもより増える


緊急チェック!冬の趾間炎の可能性がある危険な症状

以下のような症状が1つでもあった場合、冬の趾間炎である可能性があります。
様子を見て、必要があればお近くの獣医師に相談してください。

□足先を痛がっていたり、痒がっている様子がある
□肉球が過度に乾燥していたり、あかぎれている
□趾間/肉球に切り傷ができている
□最近、足先をなめたり、噛んだりしていることが増えた
□最近、散歩に行きたがらない
□特定の足を触ると嫌がる

冬場の散歩道には危険がいっぱい!冬の趾間炎の4大要因とは

冬、特に雪国における散歩時には、他の季節にはない様々な足トラブルの要因が。
これらの要因が複合的に絡み合うことで、冬の趾間炎が起こるものと考えられます。

1.物理的な要因
例えば、一度太陽の熱で溶けた雪が、再び凍りつくことで表面が氷状になり、硬くなります。こういった場所を歩かせる際、身体の重みで表面の氷が割れて尖った氷片等で怪我をすることがあります。長毛犬種などでは、足先はもちろんのこと足裏の被毛にも雪玉ができ、硬く凍りついた雪玉で肢に切り傷や擦り傷を負うこともあります。また、雪が降りたての時には尖った石等の自然物や、釘等の人工物が埋もれて視認できないために踏みつけてしまい、怪我をすることもあるので注意が必要です。

2.化学的な要因
融雪剤として知られる塩化カルシウムは、人の皮膚に対して炎症を起こすことが知られていますが、皮膚の角質層が厚いとはいえ、犬の肉球にも同様の影響があることが考えられます。

3.冬の寒さ
低温状況下では、足先等、末端の血流が悪くなりますので、これが原因で軽い炎症が生じることも考えられます。炎症が起こると、疼痛感や掻痒感が生じるため、手足を舐めるようになります。過度に舐めることで、症状が悪化することもあります。特に、寒さに弱い小型犬やシングルコートの犬種、普段から屋内飼いをしている犬、体温調整が難しい老犬や子犬では、より注意が必要であると考えられます。

4.乾燥
冬場は気温が低下することで乾燥しますので、肉球を含め皮膚の乾燥が進みやすくなります。肉球には汗腺がありますが、寒さで足先の血流が悪くなるため、発汗量も減少することが考えられます。乾燥が進むと、時には、人間のあかぎれのようになることもあります。また、乾燥することで、過度に足先を舐めるようになり、趾間炎を生じたりもします。


雪国・北海道の愛犬飼育事情について400名一斉アンケート調査を実施

【調査期間】 2018年1月23日(火)~1月25日(木)
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 北海道在住で犬を飼育している方400名(男性180名・女性220名、18歳以上)
【調査発表】 犬の靴・靴下専門ECサイトdocdog(ドックドッグ)」調べ
【調査結果(抜粋)】 ※調査結果データ詳細を希望される方はPR事務局までご連絡ください。


冬場の散歩道は8割超が「雪道」。半数以上が「まかれた融雪剤」や「尖った雪」を目視!

散歩時は「溶けて硬くなった雪の上」「やわらかい雪の上」を歩く飼い主が8割を超え、恒常的に雪道を歩く環境に。また「融雪剤がまかれた道」や「雪の中に木の枝や尖った雪」などを見たことがある飼い主も約半数に上り、冬の趾間炎のリスクが高い状況であることがわかりました。


冬場の散歩時は過半数が「服」で愛犬の「体温調節」を!「氷片」「道路の融雪剤」にも注意

散歩中に気をつけている項目トップの「体温調節」(50.5%)以外では、「氷片」(41.3%)「道路の融雪剤」(35.6%)と、足のトラブルに関する物理的・化学的要因が高い数字に。そして、愛犬に服を着させる飼い主が68.8%(275名)の内82.9%が「寒さ対策」、29.5%が「雪玉防止」と回答しています。雪国における「服」は必需アイテムのようです。



冬場、散歩中や散歩後の愛犬の様子は・・・「体毛に雪玉」「震えている」と危険な兆候が!

docdog専属獣医師が制作した“「冬の趾間炎」なりやすいコチェック”」にそった質問をしたところ、「当てはまるものがない」は21.9%しかなく、8割近い飼い主が何らかの危険項目を愛犬に感じていることがわかりました。トップ回答は「体毛に雪玉ができている」(47.7%)、2位「震えている」(40.4%)、3位「足先をなめたり、かんだり」(31.3%)となっています。


設問5.

冬場の足トラブルを経験した飼い主は約4割!「乾燥」「皮むけやひび割れ」「切り傷などのケガ」「しもやけ」

実際に、愛犬の足や肉球に関するトラブルにかかったことのある飼い主は約4割に上り、内容は1位「乾燥」(17.2%)、2位「皮むけやひび割れ」(13.2%)、3位「切り傷やすり傷などのケガ」(12.8%)、4位「しもやけ」(9.5%)、5位「あかぎれ」(8.2%)と、冬の趾間炎やその予備軍が多く見られました。


設問6.

犬の靴・靴下の認知度92.8%!しかしながら着用経験は28.6%、現在着用犬は10.8%と低い結果に

犬の靴・靴下の認知度は実に92.8%(371名)と高いながらも、着用経験については28.6%、現在「着用させている」飼い主は10.8%という結果に。着用経験者の理由としては「雪道が冷たく、しもやけ等のリスクがあるから」が64.9%とダントツで、次に「足裏や肉球を氷片などの危険物から保護するため」(36.0%)、「雪道がすべりやすいから」(24.6%)、「融雪剤が気になるから」(23.7%)と続きました。


設問8.

冬の趾間炎の対策法・・・犬の靴・靴下を使用することで予防できる!

冬場、特に雪の降る地方では、こういった要因があることから、靴や靴下が有効な場面は増えるものと考えられます。例えば、靴を履くことで、物理的な要因(尖った氷片や、雪に埋もれた鋭利な物体)による怪我はある程度防ぐことができますし、融雪剤などの、皮膚に対して刺激がある化学物質に対する防御にもなります。また、靴や靴下は、当然、手足が冷えるのを防ぐこともできますし、肉球表面からの水分蒸発を抑えることで、乾燥対策にもなります。


雪国犬よりも弱い都会犬!?もうヒトゴトではない!大都会・東京でも起こりえるトラブル

今年は寒波も厳しく、東京でも大雪が降りました。普段、雪が降らない地域の犬たちは雪国の犬たちと比較して、身体が順応していなかったり、飼い主がリスクを認識していなかったりするため、降雪時に四肢のトラブルが起こりやすくなります。また、雪が降らなくても、寒さや乾燥は冬の趾間炎のリスクになりますので、特に、体温調整が難しい老犬や子犬、飼い主の経験上、すでに冬場に足先のトラブルが増えることが分かっている犬については、靴や靴下が有効であると考えられます、靴や靴下の活用を考えてみるといいかもしれません。


docdog商品紹介&ご取材可能店舗

<犬の靴・靴下商品>

■靴:Snow Mushers(スノー マッシャーズ)
暖かさと滑りにくさ、防水性に優れた冬・雪用の靴!カナダのメーカー「Muttluks社」が極寒の地域でも履けるようにつくった、全面起毛素材のあったかインナーで履き心地良い作り。靴底は100%リサイクルのフレキシブルラバー(ゴム)で、足裏の形や動きにフィット。伸縮性のある面ファスナーは激しい動きでも脱げにくく、アウトドアのみならずさまざまなシーンに対応します。


■靴下:Skitter(スキッター)
docdogが獣医師と開発したオリジナルの犬の靴下。靴下の表裏にシリコン素材の滑り止めが施されており、室内の滑りを防ぎます。足裏に加え、足の甲の部分にも滑り止めが付いているため、ボール遊びなどの激しい動きにも対応。犬の骨格を考えて絞りの位置を2重に設計しているため、多くの犬にとって自然な動きを妨げにくく、脱げにくい構造になっています。

<ご取材可能店舗>
■東京:PET DESIGN 自由が丘店
こだわりの商品やご提案で、わんちゃんねこちゃんとの暮らしのお手伝いがしたい・・・
健康で長生きして欲しい・・・そんな思いをPETDESIGN~natural care~という屋号に込めました。
トリミンク゛やホテル、ク゛ッス゛販売はもちろん、可愛いわんちゃんねこちゃんの販売も行っております。

店舗概要
住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-24-17
交通:自由が丘(正面口) 徒歩5分
営業時間:11:00~20:00

犬の靴・靴下専門ECサイト「docdog(ドックドッグ)」について

「docdog(ドックドッグ)」は、人と犬の幸福な未来を目指し、獣医学研究者などの犬の専門家と共に、生活の質を上げる商品や情報を発信しています。取り扱い商品である犬の靴や靴下は、日常使い(アレルギー対策)からアウトドア、老犬の滑り予防に至るまで、様々な足元トラブルを予防、保護します。docdogでは、東京大学の獣医動物行動学研究室所属の荒田明香先生を顧問に、2名の専属獣医師を迎え、取り扱う商品・サービスはすべて獣医師監修のもと行っております。その他、動物行動中心に皮膚科学、栄養学など多岐にわたる専門家と共に、生活に役立つ犬の情報をwebマガジンから発信しています。

■HP:https://www.docdog.jp/
■取扱いアイテム数:18
■平均価格帯:約1万円(1頭分)
■開設年月:2016年8月
■運営会社:株式会社ディライトクリエイション