日本初、動物とのかかわりに関する一般教養と専門情報提供サービス - アニマル・リテラシー総研が資料のダウンロード販売を開始


アニマルセラピーの正しい実践方法は?動物の癒しの科学的根拠は?
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本日2017年11月28日より、一般社団法人アニマル・リテラシー総研(Animal Literacy Research Institute, 以下ALRI)は、人と動物の関係や動物福祉等の動物とのかかわりに関する一般教養と専門情報提供サービスの一環として、動物愛護・保護団体関係者、動物介在活動(いわゆるアニマルセラピー)のボランティアやコーディネーター、人と動物の関係学の研究・教育者等、人と動物がかかわり合う接点で活躍する研究者や実践者に向けて、資料のダウンロード販売(ウェブページ上における電子ファイル媒体の資料販売)を開始しました。

アニマル・リテラシー(TM)とは?

今まで動物という課題を取り上げるのは、主として動物愛護・保護団体でしたが、愛護・保護という視点からではなく、動物一般教養的な視点、すなわちアニマル・リテラシーの視点に立った情報普及があまりなされてこなかったのでは、と考えこのようなサービスの提供を開始しました。日常的に、私たち人間が時間と空間を共有してきた動物たちの現状に対して、一般社会はあまりにも無知であり、また専門家も狭い視野にとらわれています。食用動物、実験動物、展示動物、野生動物等々は、全て私たちとは切っても切れぬ縁で結ばれているのです。またアニマルセラピーや癒し等という言葉だけが独り歩きしており、人と動物の関係の様々な側面、それにまつわる多くの課題等もあまり取り上げられることはありません。例えば、最近「アニマルセラピー」と称し癒しの効果を期待して、動物を飼育している高齢者施設等の入所施設が目立ち始めていますが、中には咬傷事故が起こ
る事例もあり、癒しどころか人と動物の関係を崩す結果となっていることを知っていますか。


サービス提供に至った背景

ALRIは、資料のダウンロード販売等を通して、人と動物が共に生きているこの社会の現状をお伝えし、皆様により冷静に人間と「袖すりあう」他の生き物たちのことを考えていただく材料として国際的に発信されている確かな情報を日本語で提供することを目的としています。動物に関する情報はしばしば感情論にのっとったものになりがちですが、正確かつ根拠のある情報をもとに一人ひとりが動物観を築いていくことが重要と考えます。その動物観がどのような方向に向くかはそれぞれ個人の問題ですが、間違った情報や、正確さに欠けるデータ等をもとに形成された考え方は無意味なものです。特に、動物業界は様々な「個人的見解」に振り回されることが多い分野です。例えば、動物業界に関係する資格の一覧を見ると、驚くほど多種多様なものが列挙されています。しかし、どの程度のものが真の専門的知識に基づいて展開されているのであるかは定かではありません。この
ような状況の中、一般の方はもちろん、動物にかかわる研究者や実践者の知識の糧となるようなサービス提供を目指します。


主なサービス

1)アニマル・リテラシー向上を目的とした資料のダウンロード販売
2)アニマル・リテラシーにかかわる文献や資料等の翻訳サービス
3)アニマル・リテラシーにかかわる講演、会議やテクニカル・ビジットの通訳サービス
4)アニマル・リテラシーにかかわるイベントや事業のコンサルテーションサービス
5)アニマル・リテラシーにかかわる記事や書籍の執筆
6)アニマル・リテラシーにかかわる講演や講習会への演者派遣


法人概要

一般社団法人アニマル・リテラシー総研は、動物福祉や人と動物との関係学等、動物とのかかわりにおけるアニマル・リテラシー、すなわち一般教養の向上を目的とした情報提供及びコンサルティングサービスを行う法人です。~動物とのかかわりに教養と専門性を~

法人名: 一般社団法人アニマル・リテラシー総研 (http://www.alri.jp)
代表者: 代表理事 山崎恵子