いぬ飼いによる、いぬ飼いのための「犬と暮らす家がつくりたい!」


報道関係者各位
オープンハウス「犬と暮らすまちなかジーヴォ」完成

……………………………………………………………………………………………
 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、地域密着型のオープンハウス「まちなかジーヴォ」を全国で展開していますが、このたび、著名なペットブロガーである穴澤賢(あなざわ まさる)氏をアドバイザーとして企画した「犬と暮らすまちなかジーヴォ」を埼玉県川口市に建設し、本日より公開します。

 当社は2009年に、穴澤氏とともに「山の麓で犬と暮らしたい」プロジェクトを展開しました。同プロジェクトは、穴澤氏と愛犬の「富士丸」が実際に暮らす家づくりについて、土地探しから完成まで、その過程・工程とアフターフォローなどを、生活総合誌「いぬのきもち」(※1)や、そのWebサイト内のコンテンツにおいて、ありのままに紹介するものでした。(※2)
 そしてこのたび、様々な住まい方をリアルサイズのオープンハウスで提案する「まちなかジーヴォ」において、犬と暮らすことをコンセプトとした住宅を開発する際に、再び穴澤氏をアドバイザーとして迎え、「いぬのきもち」の協力のもと企画することとなりました。
 「犬と暮らすまちなかジーヴォ」プロジェクトでは、まず、当社の家づくり情報サイト「TRY家(トライエ)コラム」にて、穴澤氏とともに、「いぬ飼いによる、いぬ飼いのための家」をテーマにした、犬と人が快適に暮らすための家づくりの過程を公開してきましたが、このたび実棟が完成しましたので、一般公開を開始します。
 随所に工夫を凝らした「犬と暮らすまちなかジーヴォ」を実際に見学していただき、今後、愛犬と一緒に暮らす家を検討しているお客さまに多彩なアイデアを提案します。
※1.株式会社ベネッセコーポレーションが発行するペットに関する生活総合誌。
※2.「山の麓で犬と暮らしたい」プロジェクトは2009年10月、「富士丸」の急逝により、住宅建設が中断し、同プロジェクトも終了しました。


●「いぬ飼いによる、いぬ飼いのための」ポイント
1.安全に配慮した工夫
 「犬と暮らすまちなかジーヴォ」では、愛犬が住宅内で安全に暮らせる工夫を各所に設けました。近年の住宅で採用されている床材の多くは、犬にとっては滑りやすく、股関節にも負担がかかるため、シリコンコーティングしたコルクフローリングを採用しました。同様に滑りやすく事故につながる階段は、踏み面や蹴込をコルク貼りにし、一段の高さを低くすることで、脚力の弱ったシニア犬であっても、上り下りをしやすくしています。
 また、キッチンの入り口には間仕切り用の「ペットゲート」を設置することで、調理中の立ち入りや落下物の誤飲を防ぎます。

2.習性に配慮した工夫
 「犬と暮らすまちなかジーヴォ」では、犬の習性にあわせた工夫をプランに反映させました。犬は日頃の水分補給が重要なので、各階に水飲み場を設け、フロア間の移動による負担を減らしています。設置スペースにも配慮し、廊下の一角を掘り込んで普段の生活で邪魔にならないよう工夫しました。
 また、外を眺めることが好きな犬のために、玄関横や階段の踊り場に見張り窓を設置し、外の様子や飼い主の帰宅が確認できるようにしています。
 さらに、運動不足になりがちな室内犬のために、芝生やウッドチップを敷き詰めたドッグランを庭に設けました。

3.今後について
 今後は、「犬も人も、快適で安心・安全に暮らせる住まいづくり」を推進していくとともに、当オープンハウスへの来場者からの反応・反響を検証しながら、新規アイテムを開発していく予定です。

●「犬と暮らすまちなかジーヴォ」概要
 所在地 :埼玉県川口市東川口1丁目17番12
 商品名 :「xevo 03(ジーヴォ・ゼロサン)」
 構 造   :軽量鉄骨造3階建て
 延床面積:119.88m2

●穴澤賢氏について
 1971年大阪生まれ 文筆業
 犬猫と酒と音楽と釣りをこよなく愛するフリーランスのライター。著書に「ひとりと一匹(小学館文庫)」、「またね、富士丸。(集英社文庫)」、絵本「明日もいっしょにおきようねー捨て猫でかおのはなし(草思社)」、CDブック「Another Side Of Music(ワーナー・ミュージック・ジャパン)」などがある。
 連載 :いぬのきもちねこのきもちWEB「穴澤賢の犬のはなし」
 http   ://pet.benesse.ne.jp/story_anaz/

●「TRY家コラム」連載:犬と暮らす家がつくりたい!
 サイトURL:http://www.daiwahouse.co.jp/column/lifestyle/withdog/wd11.html